入学者34名(内訳:農業経営コース19名、6次産業化コース8名、農村地域活動コース7名)を迎えて開講式を挙行。引き続き、農林水産省大臣官房政策課の松本技術政策室長による「農業を巡る内外情勢」の講義を実施。
開講式には、倉島スクール校長(岩手大学農学部長)はじめ、来賓として岩手県小岩農政担当技監、JA岩手県中央会小澤副会長、藤代岩手大学理事、森岡IAFS同窓会副会長ほか多くの方々にご臨席頂いた。
視察先及び内容
○ポールスターファーム |
○株式会社馬場園芸 |
酪農経営とドイツソーセージの加工・販売 | 冬採りアスパラガスに挑む園芸経営者 |
農業経営の先進事例現場を視察し、経営成長を実現するための心構えと取り組みについて学んだ。
視察先及び内容
○農業生産法人株式会社黒澤ファーム(南陽市) |
○有限会社蔵王ウッディーファーム(上山市) |
食の主役となる米づくりとブランド米の販売展開への取組。 | 果樹の生産・加工状況と自園産ぶどうでの ワインづくり。 |
(有)蔵王ウッディーファーム ワイナリーの見学 |
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○農事組合法人村木沢あじさい営農組合(山形市) | ○ねぎびとカンパニー株式会社 (天童市) |
集落営農による効率的な生産と6次産業化への取組。 | 新規就農から日本一のねぎ農家への取組。 |
視察先及び内容
○有限会社及川フラグリーン(花巻市) | ○門前おくでらブルーベリー園(遠野市) |
特徴的な鉢花の生産・販売の取組と経営継承 | 完熟ブルーベリーの生産と加工品の生産・販売 |
午前に、倉島校長の講話「水文学ー地表と地表付近の水の動きをとらえます」及び岩渕学長の講話「Scale-shiftで価値を創る」を拝聴。
午後は、4班に分かれて受講生が戦略計画概要を発表し、先輩アグリ管理士(IAFS修了生)と活発な意見交換を行った。
視察先及び内容
○岩手大学次世代アグリイノベーション研究センター |
岩手大学次世代アグリイノベーション研究センターの実験施設等を見学し、高電圧・プラズマを活用した農作物の収量改善や鮮度保持等の先端研究について高木副センター長(理工学部教授)から説明を受けた。 |
○岩手大学附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター 滝沢農場 |
滝沢農場における果樹、水稲、畑作物(大豆、ひえ)の栽培状況について説明を受け、果樹(ブルーベリー、りんご「はるか」)の取組、水稲乾田直播等への理解を深めるとともに、野菜類の新品種の紹介を通じて今後の営農の参考とした。 |
視察先及び内容
○有限会社サンファーム (盛岡市)
個性的な果物づくりとサンファームの経営戦略について
○リンゴ畑の中のカフェmi cafe (盛岡市)
景観を生かした農地利用と地域とのつながり形成の取組
○キートスファーム株式会社(盛岡市)
農薬にたよらない農産物づくりと加工品開発の取組
午前は、JIVE creative代表 櫻井恒平氏から「力を引き出すための異業種交流戦略」と題した基調講演を聴講し、岩手県における6次産業化の取組について講義を受けた。
午後は、異業種企業や産官学と連携しながら相互に寄与し、新たな市場開拓や確保を行っている事例として(有)秀吉、佐藤ぶどう園、農林水産省産官学連携コーディネーターの3者から事例発表を受け、参加者と意見交換を行った。
修了・アグリ管理士資格の認定を目指し、これまでの学習成果を「戦略計画」にまとめてプレゼンテーションを行い、評価委員会の審査を受けた。修了生は34名中30名、アグリ管理士資格は全員に授与されることとなった。
本年度は30名の修了生(履修証明書並びにアグリ管理士:30名)に認定証書を授与した。また、「戦略計画」プレゼンテーションにおける成績優秀者表彰をあわせて行った。