平成26年1月26日（日）に、滝沢農場にて小学生以上の児童とその保護者を対象とした「親子で楽しむみそ作り体験」を開催しました。当日は氷点下の寒さと雪の中、親子合わせて25名の皆さんが滝沢農場を訪れ、一家族ひと樽（約8.6kg）ずつ、みその仕込みを体験しました。
最初に講義室でおおまかな手順を皆さんに説明しますが、お子さん達は楽しみで待ちきれない様子です。「材料の大豆、お米は滝沢農場で栽培・収穫されたものです」との説明に、保護者の皆さんも興味深そうに耳を傾けていました。


まずはあらかじめ蒸しておいた大豆5kgを、冷めないうちに潰します。一番疲れる作業ですが、お子さんも保護者の方も、粘土遊びのように楽しみながら一生懸命つぶしていました。
つぶした大豆に塩と麹を混ぜ込み、さらに種みそと種水を加えてよく混ぜれば、いよいよみそらしい見た目になってきます。
この「みそのもと」で、おにぎりのような「みそ玉」を作り、空気が入らないように容器に投げ入れていきます。これもなかなか楽しい作業だったようです。仕上げに、敷き詰めた「みそのもと」の表面をヘラで平らにしてサラシでぴったり覆ったら、蓋を載せて完成です。

この日仕込んだみそは、各家庭に持ち帰って重石を載せた後、直射日光の当たらない涼しい場所で発酵・熟成させて9月頃食べられるようになります。
みそはとても身近な食材の一つですが、一から自分で仕込むのは初めてという方が多く、皆さんにとってみそをさらに深く知る事のできる貴重な体験となったようです。

次の記事

レポート一覧へ戻る