活動経緯
 

平成10年3月に、高橋壯・岩手大学農学部長(当時)の呼びかけにより、岩手大学農学部、岩手県農業研究センター、同林業技術センターの関係者によって、この種の組織としては農学系で全国初となる「岩手農林研究協議会(AFR)」が誕生しました。その後、岩手県工業技術センター、東北農業研究センター、森林総合研究所東北支所・東北育種場が参加し、更には平成26年に岩手生物工学センターが加わることとなり、連携の輪がさらに広がることとなりました。
   研究会は最も多い時で30以上もあり、研究会報告会やシンポジウムを開催するなどしてきましたが、目的を達成した研究会は整理され、現在は別表のようになっています。それとともにAFRは、組織が緩やかに関与する自由度のある実質的な活動を可能とし、研究推進や情報交換の場となるとともに、広く情報発信していくこともその活動の一つとしました。今後これらの研究会の活動は、研究会の構成員だけでなく、AFRに関わる関係者はもとよりそれ以外の方々にも広く発信していくことで、オープン参加を可能としました。AFR内に新たな研究会が立ち上がり、岩手県の農林畜産業を支える基盤研究から出口までの多様な面での活性化につながることを期待しています。

AFR会長(岩手大学農学部長)