「かんじき体験・御明神の山を歩こう」(平成29年3月12日)
2017年3月12日(日)、農学系技術部は御明神演習林にて「かんじき体験・御明神の山を歩こう」を開催しました。
十分な積雪と天候にも恵まれ、当日は親子11名(うち子供7名)に参加いただくことができました。
今回の散策コースは、近くに伐採作業中の土場があるということで、はじめに職員の運転による林業機械(ハーベスタ)の実演見学がありました。実演は既に伐倒されている木を丸太に造材していくという作業でしたが、初めて目にする林業機械とその作業の速さや作業音に子供たちはとても刺激を受けていました。
十分な積雪と天候にも恵まれ、当日は親子11名(うち子供7名)に参加いただくことができました。
今回の散策コースは、近くに伐採作業中の土場があるということで、はじめに職員の運転による林業機械(ハーベスタ)の実演見学がありました。実演は既に伐倒されている木を丸太に造材していくという作業でしたが、初めて目にする林業機械とその作業の速さや作業音に子供たちはとても刺激を受けていました。
土場に積み重なる丸太の前で開講
実演見学後はいよいよかんじき散策のスタートです。道中には広葉樹の幹に残されたシカの角研ぎ痕や雪上にできたウサギやキツネの足跡があり、実際に走り去るキツネを参加者全員で目撃できる瞬間もありました。また、用意していたクマ等の毛皮に触れてもらい、毛の柔らかさの違いを楽しみながら野生動物の質感を感じてもらいました。クマの毛皮の感触を確かめる子供たち
散策コースはアカマツ林の中でしたので、マツや広葉樹について説明を交えつつ、休憩時には林内にも自生するクマヤナギを煎じたお茶を配り、自然の風味を感じてもらいながら温まってもらいました。アカマツとクマヤナギの説明を受ける参加者
散策の最後は山の傾斜を利用した滑り台です。子供たちはかんじき散策の疲れも見せずに、何度も滑って楽しんでいました。自然の滑り台を上手く滑り降りる子供たち
今回設定した散策コースの距離が心配されましたが、幼児から小学生までそれぞれのペースで無事に最後まで歩ききることができました。