岩手大学 農学部 農林環境科学科 リサイクル生物生産工学講座 生物機械工学研究室
岩手大学農学部農林環境科学科リサイクル生物生産工学講座 >生物機械工学研究室
研究室概要
研究紹介
メンバー紹介
研究室日記
授業・進路
掲示板
(新しいウィンドウが開きます。)
リンク
研究紹介 -両眼立体視による画像計測-

 農業用ロボットカメラの目に相当する技術を開発する ために、ビデオカメラの画像から農用車両の画像処理による農用車両の走行 経路の創出や障害物の認識に関する研究を行っています。

研究の目的と背景
 果樹栽培では高齢化に伴い その作業が大きな負担となっています。そのため労働負担軽減の要望と作業 時間短縮の要望があります。
 よって、これらの問題を解消するために、自律走行台車の開発を行って います。自律走行台車を実現させるためには、樹木列の認識をし、 その上で台車の走行経路の推定を行うことが必要となってきます。

画像処理の方法は以下の図に示すような流れとなります。

画像処理方法の流れ

樹木列の元画像 元画像を2値化を行った画像
左:樹木列の元画像 右:元画像を2値化を行った画像

赤外線画像 赤外線画像を2値化した画像
左;赤外線画像 右:赤外線画像を2値化した画像

検出された樹木列線
検出された樹木列線

現在の研究状況
 春の桃の樹木列を撮影した 画像は、ヒストグラムを用いて適宜、閾値を設定することにより、 比較的良好な2値画像が取得でき、回帰線を引くことができる。
 研究課題は
@各種自然条件下での確実な樹木列の検出方法の検討
A何らかの理由によりカメラの向きがずれた場合、そのずれを修正するための認識法の検討がある。
このページのトップへ