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岩手大学 農学部 共生環境課程 農村環境デザイン学コース
Iwate University, Department of Environmental Sciences for Sustainability, Rural Environment Planning Course

鹿妻穴堰地区見学会2015PRIVACY POLICY

　2年生24名を対象に，鹿妻穴堰地区見学会を行いました．鹿妻穴堰土地改良区にコーディネートいただき，河川から農地へと農業用水を運ぶ仕組みをダム→頭首工→分水工→ファームポンド→ため池→排水路と上流から順に追って見学しました。

日時：2015年6月30日（火） 13:30～16:00
場所：鹿妻穴堰地区における水利施設および管理センター
講義名：農村環境デザイン学演習Ⅰ

御所ダム

　岩手五大ダムの一つ。型式は重力式コンクリートと中央コアロックフィルの複合ダムです。洪水調整，上水道，発電等を目的とした多目的ダムです。

鹿妻穴堰頭首工

　頭首工とは農業用水を引くために，河川の水を堰き止め取水口より水を引き入れる施設です。土地改良区の職員さんに管理方法などの詳細なお話を伺いました。

稲荷場大分水工

　分水工とは水路の水を必要量に応じて分岐させる施設です。ここでは配水の仕組みを勉強し，ゴミを取り除く大型の除塵機やパイプラインに用いる大型のパイプなどを見学しました。

ファームポンド

　ファームポンドとは，農地または農地の近傍に設ける小規模な貯留施設です。断続的に行う畑地かんがいと，連続的に行う水源からの水供給との間に起こる時間的及び水量的な不均衡を調整します。ここでは実際にファームポンドにおける水管理の仕組みを見学しました。

西部用水路注水工

　ため池の水位が下がると自動的に注水するためのフロート式バルブのしくみ等を見学しました。

鹿妻本堰排水路

　排水路にも生態系への配慮がなされており，法面に魚巣ブロックが設置されていました。

盛岡南部地区水管理システム

　鹿妻穴堰土地改良区と併設されている盛岡南部地区水管理システムでは，本日の見学会で訪れた各施設の流量等の状況がすべてリアルタイムで管理されていました。

バナースペース



農村環境デザイン学コース

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