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岩手大学 農学部 共生環境課程 農村環境デザイン学コース
Iwate University, Department of Environmental Sciences for Sustainability, Rural Environment Planning Course

豊沢川地区農業水利施設見学会2016PRIVACY POLICY

 3年生23名を対象に,豊沢川地区農業水利施設見学会を行いました。岩手県土地改良事業団体連合会にコーディネートいただき,豊沢ダム→新田堰頭首工→大分水工→宮野目揚水機場→土地改良会館と,花巻市および北上市の水田約4,000haに農業用水を供給する仕組みを上流から順に追って見学しました。

日時:2016年6月9日(木) 12:30〜17:00
場所:豊沢土地改良区における水利施設
講義名:水理学実験演習,材料実験

豊沢ダム

 堤高59.1mの重力式コンクリートダムです。堤体および監査廊の見学を行いました。監査廊の中は年間を通して8℃と涼しいですが,急な階段は管理の大変さを体感しました。老朽化により,国営の改修事業が始まっています。

新田堰頭首工

 新田堰頭首工は豊沢ダムから放流された水を取水し,花巻市および北上市,石鳥谷町の農地に灌漑する施設です.洪水吐はゴム堰で出来ており,ここでは管理を行っている土地改良区の職員さんに管理方法などの詳細なお話を伺いました。

宮野目揚水機場

 宮野目揚水機場では豊沢川用水では不足する周辺農地の灌漑用水を北上川から揚水し供給します。運用に必要な電力はソーラーパネルにより確保しています。

土地改良会館

 岩手県土地改良事業団体連合会の業務を紹介いただきました。水土里情報システムの概要説明を受け,タブレットを用いて実際に操作してみました。

バナースペース



農村環境デザイン学コース

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農学部1号館