寒冷バイオシステム研究センター
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>年報 2005 (Vol.8)>II目次 | II | III | IV | V | VI | VII | VIII

II.組織及び各研究分野の目的

1.組織

 寒冷バイオシステム研究センターは以下の3つの研究分野から構成されています。これらの研究分野の連携により「生物の寒冷に関わる現象を解明し、その成果を育種へ応用する」ことを目指しています。

2.各研究分野の目的

◇細胞複製研究分野
 種々の細胞の固有の機能が細胞分裂の際に維持されたり変化したりするメカニズムを研究し、細胞機能の効率的・安定的改変技術に応用しようとしています。

◇寒冷シグナル応答研究分野
 寒冷刺激が細胞や個体に生じさせる分子シグナルの伝達経路、その応答や記憶の機構、また、寒冷地生物特有の寒冷耐性機構等の解明を目的としています。

◇生体機能開発研究分野
 寒冷地生物の持つ多様な生物素材、特に寒冷適応・耐性に関与する物質の探索や、それらの生合成経路、関与する遺伝子の解明及びその改変デザインに関する研究を目的 としています。

 なお、当研究センターは遺伝子実験施設としての機能も担当し、遺伝子関連技術の普及や安全教育に努めています。また、大学院農学研究科(修士課程)及び大学院連合農学研究科(博士課程)に属し、大学院学生の教育・研究指導も行っています。

3.職員(平成17年12月現在)

細胞複製研究分野
教授堤 賢一
助教授斎藤 靖史
技術員高橋 美穂
技術補佐員中野 友貴

寒冷シグナル応答研究分野
助教授木藤 新一郎

生体機能開発研究分野
教授・センター長上村 松生
助教授伊藤 菊一
研究員加藤 喜明
研究員大塚 稔
研究員南  杏鶴
研究員伊東 靖子
研究員松川 和重
技能補佐員千葉 斐子

教授(客員)近藤 敏仁
教授(客員)瀬川 強
教授(客員)後藤 文之
教授(客員)江尻 愼一郎
教授(客員)猿山 晴夫

研究支援主任(寒バイ)斉藤 攻

非常勤職員
研究機関研究員長尾 学
研究支援推進員佐々木 敏子

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