岩手大学農学部の浄法寺町への支援連携研究

岩手大学農学部と浄法寺町との受託研究

「浄法寺町の地域活性化のための農学研究」

この研究は、平成8年から3年計画で浄法寺町が経費を負担して、岩手大学農学部が町の活性化振興策を研究する。

岩手大学農学部が、自治体と協力して地域振興に直接役立つ研究を目指す、全国的にも唯一つの地域支援共同研究である。大学の地域に根付いた研究として、浄法寺町周辺の市町村でも注目している。

1. 研究代表:西 澤 直 行

2. 研究テ-マ

次の13課題のテ-マで、農学部の教官30名が取り組んでいる。

I. 浄法寺町の地域社会としての特質とそれを活かした地域振興に関する研究

(1). 木村伸男*、金聖鶴、崔粛京

  地域農業の活性化方策について

(2). 岡田秀二、伊藤幸男、山本信次、若菜千穂、土屋俊幸

  浄法寺町振興の新戦略とそれを支える地域構造に関する研究

(3). 岡田秀二、伊藤幸男、山本信次、若菜千穂、土屋俊幸

  浄法寺町森林資源の多面的活用と木材生産・流通システムに関する研究

(4). 藤崎浩幸、広田純一、去石真佐子

  浄法寺町における農業・農村観光開発のあり方

II. 農林畜産の振興及び新規展開のための戦略とその試行に関する研究

(1). 志賀瓏郎、佐野宏明、田村良文

  寒冷地における反芻家畜の飼料効率改善に関する基礎的研究

(2). 鈴木忠彦、海妻矩彦、長澤孝志、高畑義人、斎藤真也、菅原悦子、 金澤俊成

 冷涼地高付加価値植物の研究開発  

(3). 馬場秀和*、古賀潔

 浄法寺町における水田の圃場整備に関する研究

(4). 鳥巣 祟、武田 純一

 浄法寺町に於ける農業機械の利用の現状と問題点

(5). 太田義信、片岡 祟、佐々木 公

 葉タバコ作の機械化に関する研究

 

III. 起業及び起業家育成のための戦略とその試行に関する研究

(1). 堤 賢一、江尻 慎一郎、Zhao Yung-peng

 細胞機能に影響を与える新しい生薬成分のスクリ-ニング

(2). 西 澤 直 行*、長澤 孝志、青山 かえで

 雑穀の食品機能性研究と中山間地における環境保全型地域農業、食品産業の振興

---製品化の成果地元企業との連携研究で、せんべい、クッキ-、マドレ-ヌを開発。アイスクリ-ム、食パンも----テレビ、新聞報道、---->平成 10 年 1月15日、河北新報

(3). 小林 晴男、齊藤 真也、原 茂雄、菅原 悦子

  漢方薬植物成分の分析、薬理活性および生薬に関する研究

(4). 三浦 靖、千葉 玲

 野菜の貯蔵および加工法の開発

---製品化の成果ミニトマトのアイスクリ-ム及び食パン---->新聞、テレビ報道(NHK, IBCテレビ報道、平成 9 年 7月 16日;岩手日報、平成 9 年 7月 17日;朝日新聞)

3. 成 果

平成9年4月に、その中間報告会を行った。

製品化の例として、三浦靖助教授が平成9年7月、その成果の一つである浄法寺町産ミニトマトを使ったのアイスクリ-ム5種類の製品を盛岡市内のメ-カとの協力で開発して、発表を行った。また、西澤教授は、(株)菊政との連携研究で三色冷麺を、地元企業とその他に、アイスクリ―ム、せんべい、クッキ-、マドレ-ヌなどを開発している。

さらに、研究成果を一般向けに編集した次の書籍を発行予定。高橋壯農学部長 監修、西澤、木村、馬場 編「わが町と大学の実験---浄法寺町の21世紀手作り戦略----」 (仮題)

4. 岩手大学農学部の浄法寺町農業の活性化支援連携研究に関するテレビ、新聞報道

+平成 10 年 3月14日、河北新報

岩手大学農学部とともに地域活性化を探る浄法寺町の試み正念場

「岩手大学農学部の浄法寺町農業振興策研究」について

+平成 10 年 1月15日、河北新報

西澤教授、(株)小松製菓との共同研究で、雑穀菓子、せんべい開発

+平成 9 年 7月 16日---->新聞、テレビ報道(NHK, IBCテレビ報道、

平成 9 年 7月 17日、岩手日報;朝日新聞

三浦靖助教授のミニトマトのアイスクリ-ム及び食パンの製品化について

+平成 9 年 4月19日、岩手日報;平成 9 年 4月26日、朝日新聞

平成8年度の中間報告会について

+平成 8年 、岩手日報

浄法寺町の岩手大学農学部との農業の活性化支援連携研究について

5. 連絡先:西 澤 直 行