われわれの研究室では、わが国の主に寒冷地で栽培されている落葉果樹のウイルス病とその病原ウイルスに関して次のような研究を行っています。

●落葉果樹ウイルスのゲノム構造と機能に関する研究
　　リンゴ高接病の病原ウイルス　
　　　　リンゴクロロティックリーフスポットウイルス (Apple chlorotic leaf spot virus, ACLSV)
　　　　リンゴステムグルービングウイルス (Apple stem grooving virus, ASGV)
　　　　リンゴステムピッティングウイルス (Apple stem pitting virus, ASPV)
　　リンゴ小球形潜在ウイルス (Apple latent spherical virus, ALSV)　
　　ブドウえそ果病の病原ウイルス　
　　　　ブドウえそ果ウイルス　(Grapevine berry inner necrosis virus, GINV)　
　　オウトウ芽枯病の病原ウイルス　→　現在探索中

●植物ウイルスの細胞間移行タンパク質に関する研究
　　細胞間移行タンパク質の機能解析　
　　細胞間移行タンパク質を利用したウイルス抵抗性植物の開発　

●ウイルスベクターを用いた植物体内での外来遺伝子発現に関する研究

●ウイルスベクターを用いたジーンサイレンシングの解析