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岩手大学農学部Faculty of Agriculture, Iwate University
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環境動態研究室

環境中に存在する物質(有害物質)に注目して、その循環・動態・処理技術を研究しています。

教授:颯田 尚哉(さったなおや)

研究内容

食料生産を支える土壌と水に含まれる物質について、化学的性質と構成成分の利用方法を研究しています。

担当科目

廃棄物と環境、環境計測学・環境計測実験・水資源論

メール:satta(at)iwate-u.ac.jp

教員研究室の所在:1号館2階207号室

環境中の物質を分析して,その挙動を解明・予測する

 私は、農地をはじめとする土壌中における物質挙動並びに物質収支に関する研究を積み重ねてきました。物質としては、放射性ヨウ素等の放射性物質、六価クロム等の重金属、新素材に含まれるアンチモン等の希土類等有害物質と考えられる物質に注目し、廃棄物等の安全な地中処分や生活環境の保全に寄与する基礎的な研究を前任地において行っていました。
 平成22年において岩手県の農業産出額のうち肉牛は全国第四位、生乳は五位を占めており、岩手県の経済を支える重要な産業であります。したがって、安全な畜産物の生産のための環境汚染調査並びに畜産業に伴う家畜糞尿の適正な処理と周辺環境保全に関する研究は、岩手県の畜産業の振興に欠かすことのできない重要な研究分野であるとともに、私の研究課題として、取り組み始めております。
 赴任直後の平成11年に青森・岩手県境に全国最大規模の不法投棄現場が発覚し、青森県と岩手県による原状回復事業が進んでおります。廃棄物に由来する農業環境の汚染は、未解明のことも多く、私自身は汚染状況の把握とともに、大気・水・土壌・飼料(牧草等)・家畜・畜産製品・人間をトータルに考慮した物質挙動並びに物質収支に関する研究に取り組んでまいりました。また平成23年の東日本大震災により、微量環境汚染物質の環境動態の解明は重要度を増しております。


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