大学院
岩手大学には農学研究科、連合農学研究科、連合獣医学研究科の3研究科からなる大学院があり、地域から世界に向けて学術研究成果を発信しています。また学部内の3つの研究センター、附属施設、関連施設と連携して実践的かつ幅広い研究を行っています。
農学研究科(修士課程)が2専攻から5専攻へ改組
2009(平成21)年4月から、大学院の農学研究科(修士課程)は、従来の2専攻(農業生命科学専攻、農林環境科学専攻)から農学生命専攻、応用生物化学専攻、共生環境専攻、動物科学専攻、東北地方の特色である寒冷環境における生命分野の研究と教育のフロンティアを担うためのバイオフロンティア専攻の5専攻へ改組されました。
新しい研究科では、各専攻において、広い視野と高い問題意識を持ち、専門的知識と能力を備えた高度な専門職業人の養成を目的としており、詳しいアドミッションポリシーについては次のページで説明しています。また従来の農業生命科学専攻、農林環境科学専攻と新しい5専攻との関係については以下の対照表をご覧ください。
本研究科は、岩手大学と山形大学の大学院農学研究科、弘前大学大学院農学生命科学研究科、および、帯広畜産大学大学院畜産学研究科の教員組織、研究設備および施設の連合により設立されました。標準修了年限3年の博士課程のみの研究科です。寒冷圏における生物学的研究を基盤とし、生物生産科学、生物資源科学、寒冷圏生命システム学、生物環境科学に関する先端的・学際的な諸研究を推進しています。
獣医学科を有する帯広畜産大学、岩手大学、東京農工大学、岐阜大学が連携して構成する標準修業年限4年の大学院博士課程で、平成2(1990)年に岐阜大学に設置されました。4大学各々の特色を縦横に活用し、多彩な教育研究の展開をはかるもので1専攻4連合講座が置かれています。4大学の密接な協力・連携のもとに運営されていますが、別個の独立した研究科であり、勉学・研究の場は岩手大学で変わりません。
連合講座の内容
- 基礎獣医学連合講座
- 病態獣医学連合講座
- 応用獣医学連合講座
- 臨床獣医学連合講座
本研究科を修了した者には、岐阜大学から博士(獣医学)の学位を授与します。
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