課程の構成 （対象：平成19年以降入学の方）

　バイオサイエンス・バイオテクノロジーの探求・応用、および生物産業の創出・発展、この両者を総合的な形で社会に還元できる人材を育成します。

　生物の生命機能の解明とその応用開発によって、人間生活の質の向上と持続的農業生産に貢献するための教育に重点をおきます。

　生産環境の改善や栽培技術の向上、経営、流通などの基礎と応用に関する教育に重点をおきます。

　生命現象や食品素材の特性を理解するための基礎的な知識を化学的な視点から学ぶとともに、実験技術を習得。これをもとに、微生物・動物・植物資源の有効利用とそれら生物機能の応用について学びます。

農林業の生産基盤の整備や生産環境の向上、農山村の生態系保全、歴史や文化を生かした地域づくりなどに加えて、自然環境と人間の社会活動が共生できる持続可能な地域社会実現のための教育を行います。

　自然と人間が共生する環境づくりを、生物と農村社会、資源循環という総合的観点から学びます。

　森林の機能や資源利用、環境との相互作用など森林に関する専門的技術の教育に重点をおき、JABEE(日本技術者教育認定機構)認定を指向します。

　農地の開発・保全や水資源計画、地域環境の整備、農村の自然保全などの専門的技術を身につけるための教育を行います。

　実験動物から産業動物にいたるまでの様々な動物種を対象とした動物科学を学びます。

　高度な専門知識と診療技術を身につけた大動物・小動物の獣医師と、人の健康・福祉に尽くす公衆衛生獣医師を養成するほか、生命科学分野の研究に従事しようとする人材も養成します。