|
研究室・教員一覧
環境樹木・造林学研究室樹木の営みなくして、私たち地球人の生存はありえません。樹木は大気と水を浄め、豊饒な土地を育み、高度な生物群集・物質循環系をつくりあげます。 教授:橋本 良二(はしもとりょうじ)研究内容樹木の生き方について光、水、養分などの環境資源の利用面から探求し、森づくりや樹木保全に役立てています。 キーワード:樹木の多様性、樹木の営み、樹木の育成と保全 担当科目樹木の組織と形態・生理、森林造成学、森林保護学 メール:hashimot(at)iwate-u.ac.jp 教員研究室の所在:2号館3階314号室 主な研究テーマ第1分野 環境樹木学,樹木保全・生理学に関する研究 1.被災海岸林残存立木の樹勢診断と樹木生理−樹液流速度及び幹呼吸活性 2.海岸地帯の厳しい環境ストレス下での樹木の形態形成と成長反応 3.森林・緑地造成の場における、樹木葉反射光スペクトルの面での樹種多様化 4.クロロフィル蛍光分析による樹木の環境ストレス診断法 5.スギ雄花着生量の長期定点調査−着生量支配因子及び幹年輪成長量との相関 6.土壌圧密化ストレス状態にある樹木の保全技術−圧縮空気噴射吸引法− 7.高圧洗浄機を用いた根系調査システムの考案
第2分野 森林造成学,地域環境再生に関する研究 1.被災海岸林の再生におけるマツ類等針葉樹・ナラ類広葉樹の植栽試験 2.三陸河川集水域における森林植生タイプと、構成樹種依存の土壌化学性 3.複層林ヒバ下木の光合成色素の量的組成から見た適正相対照度 4.光合成色素組成をマーカーとしたアスナロ属選抜系統の遺伝分析と育種への利用 5.外来種ニセアカシアの侵入した雑木林における地域自生種の更新試験 6.早池峰ヒバを活用した岩手の新たな森づくり−精英樹調査とクローン増殖− 7.県境廃棄物不法投棄サイトの環境再生−周辺植生調査と緑化モデル− 8.大手自動車工場敷地内での環境林造成計画の実施と地域コミュニティづくり
|