|
研究室・教員一覧
農作業システム学分野研究室ホームページ農作業の快適化や安全性を人間工学や農業機械の観点から考えます。 教授:武田 純一(たけだ じゅんいち)研究内容農作業システムの自動化、農家の労働負担軽減と農作業安全について研究しています。 担当科目農作業システム学I、農作業システム学II、農業労働科学、農業エネルギ利用学、植物生産学概論、ものづくり実習、生物産業科学実験III、生物産業技術演習 メール:jtakeda(at)iwate-u.ac.jp 教員研究室の所在:1号館3階322号室 農作業システムの機械化と快適化に関する研究 農作業の自動化と機械化は、農業就業人口が減少かつ高齢化しているわが国の農業において大きな課題となっています。このような背景から、農作業の自動化の課題の一つとして果樹園内の防除作業のロボット化に関する基礎的研究を行っています。 ロボットのように自律走行する機械に必要な機能は、車両の自己位置や姿勢角などの状態を知ること、障害物や進路など外界の状況を知ること、およびこれらの状況から次にどのように行動すればよいかを決定する判断・制御機能を有することです。現在、果樹園の樹木列情報をセンシングすることにより、自己位置と姿勢角を求め自律走行を行う車両の開発を行っており、センシング方法の精度の向上を目指しています。 この他、農作業事故の実態調査や農作業安全対策技術の開発として、横転事故の多いトラクタについて、オペレータが不安全行動をした場合に警報を出せるようなシステムの開発や、よりよい運転環境の構築のための基礎試験としてのトラクタの車体振動の分析、更に雑穀の機械化作業体系構築に関する研究等を行っています。
|