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研究目標
岩手大学における研究目標は、国際水準を目指す研究実施、独創的な学術研究実施そして地域社会との連携による新分野の研究実施であり、その成果を上げることです。その上で、農学憲章における研究の目標を基盤としながら、(1)持続可能な地域農林業と豊かな地域社会の形成に貢献し、(2)地球規模の問題を視野に入れた地域的課題を解決し、(3)生物系地場産業の創出・発展への積極的な取り組みを展開し、それらの研究成果の世界への発信を増大させます。
岩手県を含む東北地域は、過去、現在は言うに及ばず、将来に渡っても日本有数の農林畜産物の一大生産・供給基地です。同時に、この地域は多様な動植物種、寒冷地特有の生物種、潤いある自然、そして多才な人材に恵まれた一大フィールドでもあります。このような環境・条件は20世紀の「負の遺産」を払拭して、新らたに「人間生活の質の向上」を目指す社会構築のために大いに貢献しうるものです。そこで、本学部における研究内容や目標を上記の理念に基づくものをベースに構築し、研究内容及び水準の質的向上に関する計画を立案して推進します。 |
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