病院案内

はじめに


岩手大学農学部附属動物病院は、これまで地域の皆様の大切な動物たちの健康を守るための施設として、また獣医学教育の実践の場所として、さらには臨床検討会や各種講習会の開催を通じて臨床獣医師の皆様の生涯教育の場所としての機能を果たしてきました。
診療科は「小動物診療部門」と「大動物診療部門」に大きく分れ、小動物部門についてはより専門色の強い専門診療科を設け、スタッフの充実ならびに特殊検査装置・特殊治療装置の導入を図って参りました。病院の建物も平成25年度に犬や猫の診療を実施する伴侶動物診療棟を新築し、平成26年には旧病院を産業動物診療棟に大型改修し、産業動物の診療と教育実習ができるように充実させました。


臨床研究と専門的治療


動物病院で診療に従事するスタッフは、日常の診療の中から汲み上げた問題を解決するために、日夜臨床研究を行っております。この臨床研究を通して、それぞれの専門性を深め、その成果を動物の病気の診断と治療・予防に反映させていますので、このことがより専門性の高い獣医療の提供ならびに臨床獣医師の生涯教育に直接結びついております。
さまざまな臨床試験(治験)が、飼い主の方の同意の下に進められています。



教育病院


教育病院である岩手大学動物病院では、獣医学科所属の高学年の学生が診療に参加し、それを通じて臨床獣医学の修得・実践を行っております。診療は病んでいる動物と飼い主の皆様、そして動物病院スタッフ、学生の共同作業として行われ、その中で病気の改善が図られるとともにスタッフ・学生の成長が得られてゆきます。このような教育病院としての取り組みに、飼い主の皆様のご協力・ご理解をお願いいたします。長年の診療を通じて、この3者の関連性が病気の治療に極めて重要であることを感じております。


2次診療


本学動物病院では、2次診療を主体に行っております。本院をご利用の際には、主治医の先生からご紹介いただけますようお願いいたします。
臨床獣医師の方は、紹介状をこのホームページからダウンロードできます。

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動物看護士のお仕事

 

病院長
岩手大学農学部附属動物病院
病院長  片山 泰章