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寒冷発育制御研究分野研究室ホームページこの研究室ではモデル生物である大腸菌を用いて、タンパク質の膜輸送に関する研究を行っています。 准教授:RAHMAN Abidur(ラーマン・アビドゥール)研究内容オーキシン-エチレン反応経路の温度依存性やオーキシン系除草剤の作用について研究しています。 担当科目英語による植物生理学、科学文献読解法 メール:abidur(at)iwate-u.ac.jp 教員研究室の所在:7号館1階109号室 植物のストレスにおける植物ホルモン相互作用の解明"私の研究の中心は、植物ホルモンによる植物の成長制御機構を解明することです。オーキシンは、植物の発生から老化に至る多くの過程に関与し、他の植物ホルモンと様々な相互作用を示します。植物は、成長の過程で様々なストレスを受け、制御された応答を示します。興味深いことに、植物ホルモンの相互作用はオーキシンを中心に機能しており、中でも、図に示すようにオーキシン輸送が中心的役割を果たしています。私達は、ストレスを受けている植物の成長は、オーキシン輸送によって形成されるオーキシン濃度勾配に依存しているばかりでなく、この濃度勾配は植物ホルモンの相互作用を制御していると考えています。現在、私達は、様々な視点からこの仮説を検証しており、生理学、遺伝学、分子生物学、細胞生物学を駆使して次のことに焦点をしぼって研究を進めています。 (1)温度ストレスを受ける植物の成長を制御するオーキシンの役割 (2)分裂組織の形成過程におけるアクチンと植物ホルモンの分子的相互作用 (3)2,4-Dによって引き起される細胞骨格の変化と、単子葉植物と双子葉植物における2,4-Dの選択的な作用 (4)植物のオーキシン応答を決めるアクチンの動態 (5)植物の成長におけるIBA応答の分子経路
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