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センター長挨拶
「岩手大学農学部附属動物医学食品安全教育研究センターの紹介」

岩手大学農学部附属動物医学食品安全教育センター長
鎌田 洋一


岩手大学農学部附属動物医学食品安全教育研究センター(FAMS:通称ファムス)は、「健康で高品位な産業動物の生産と、広く食の安全・安心に関する学際的・横断的科学を希求し、その成果を東北岩手の地から世界に発信する拠点」として、平成18年4月1日に設置された教育・研究施設で、本年設立10年を迎えました。FAMSは主に産業動物と畜産物を対象とする教育・研究に取り組んでまいりました。設立以来の活動は以下に要約されます。
(1) 動物性食品に関する分野横断的な卒後教育・学部教育の提供
(2) 地域密着型・問題解決型の動物性食品に関する研究推進
(3) 食品に関する学際的・横断的な教育研究拠点形成
(4) 放射線教育体系の構築

近年、食の安全確保においてHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Points)方式が国際基準となり、食に関する企業体にその導入が義務化される方向にあります。本方式に基づいて「食の安全・安心」を実現するためには、生産農場から食卓まで、いわゆるFarm To Tableという横断的な研究体制と、その成果を基とする一貫した教育プログラムを確立する必要があります。HACCPは、食の流通の川下だけでなく、川上の生産現場にも適応されるもので、畜産食品系のそれは「農場HACCP」と称され、FAMSにおいてはその拡大に向け注力し、研究会の発足、各種の卒後教育を実施し、また情報波及のため各種講演を主催しています。

FAMS組織は4研究部門(企画調整、食の安全、動物生産および環境放射線衛生学)とそれに付帯する4ユニット(食品安全科学、産業動物実地疫学、動物生産科学および食糧生産動物医学)から構成され、各部門による横断的・学術的な研究プロジェクトと、研究・研修プロジェクトを実践しています。各部門には、農学部から、共同獣医学科、動物科学課程、農学生命課程、応用生物化学課程、寒冷フィールドサイエンス教育研究センターの教員が参画し、現在は、専任教員1名、特任教員2名、総数31名を数えます。



以下、FAMSが目指す教育研究の対象を示します。現在FAMSが注力する分野・項目として、「農場HACCP」「ジビエ安全性確保」をあげています。さらに、岩手大学農学部に新たに設置された「水産学コース」とも協調するべく、水産系食品の安全性確保についても今後取り組む予定です。


Farm to Tableに特化集中したFAMSの活動にご理解いただき、今後ともFAMSの活動にご理解と温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

岩手大学農学部附属動物医学食品安全教育研究センター ホームページ
http://news7a1.atm.iwate-u.ac.jp/~fams/

平成27年4月